金光教案内
御神米(ごしんまい)とは
御神米は、剣先(けんざき)の型に折った白紙に洗米(せんまい)が包んであります。お米は、天地の恵み、生命のもとを象徴的に表すもので、これを頂くという ことは、神様のご恩を深く悟り、すべてのものを天地の恵みとして有り難く頂く心を忘れない、という意味も込められています。
教祖様は、「信心する人は、常に守りを心に掛けておれよ」と教えられており、いつも神様と共にあり との信念を持つことが重要です。
御神米を身につけるということもありますが、それは、常に神様と共にある、との自覚をうながすところに大切な意味があり、 俗にいうお守りとは違います。
しかし神様、お社と思い、折ったり粗末に扱ってはいけません。御神米を汚れないようにキレイに包み肌身離さず目当てに御祈念すればおかげが受けられます。また部屋の中心になる所へおまつりし、拝む目当てにします。
また、白紙の中のお米は神様にお供えし、御神酒で清め、ご祈念を込めたものですから、それを神様のお下がりとして有難く頂き、体の丈夫のおかげを頂くのです。 中のお米をぬかせて頂いた後のお剣先は、箱に収めて神前にお供えします。
剣先を怪我した場所にはったり、いただかれておかげを頂かれている方もおられますが、剣先でもそれだけ神のはたらきと頂くことがおかげの元です。
「洗米とは千枚のことで、お洗米も千枚たまれば信心もでき、神徳も受けられる。お洗米は身に徳を受けるおかげの数取りじゃから、もったいのうしてはならぬぞ。」とみ教組の教えにあるように、お徳を受ける数取りとですから、千体たまれば、御礼の千体祭を教会や宅祭でさせて頂くけるように一層信心を進めおかげをいただくければ結構かと思います。