金光教案内
教会に参拝すれば、誰でも取次を頂くことができます。
広前(教会の中のこと)に入りますと向かって真ん中が神前、左が霊前、右側についたてで囲まれた「結界」と呼ばれる取次の場があります。そこで参拝の理由、また、願い事などを申します。
素直に何でもお話下さい。お話しする内容については、もちろんその秘密は守られます。他人や身内などにもなかなか言えないようなことでも、先生には何でも聞いてもらって、本当の生き方を教えてもらいましょう。先生はその時その人それぞれの問題に応じて、教祖様の教えをもとにして、神意に基づいた人間の生き方を教祖生神金光大神のお手代わりとして伝えて下さいます。
なお、先生は私たちの願いを「御祈念帳」にしるされ、日々昼夜神様に御祈念下さいます。
この、取次を頂くことが、教会へ参拝することの大切な中身であり、先生の話を素直によく聞いて、教えを元にした生活を進めていくことが、信心の大切な中身です。
取次を頂くことで、自分のこれまでの生き方、考え方にどのような間違いがあるのか、無礼があるのかということがわかります。
また、人間の心はなかなか散漫でついついあっちこっちとうろたえたり、心配し悩み、噂に流されたたり、人と比べ、人をも我が身をいつの間にか攻めてしまっています。その心配、悩みが災いの元で、長年信心なさっている方でもついつい勝手、我が儘、我情我欲な生き方になっていたり、間違えていることに気づかず、正しいとう思い込みで無理が生じていると言うこともあります。
ですから、なるべく参拝し、御取次を頂いて改まりの信心が大切なのです。教会へしっかりお参りなさることが大切ともうしますのは、このことがあるからです。
心の悩みや心配事はいらんものですから、その心のゴミを捨てる、あるいは預かってもらうのが教会の結界でもあります。
心を清らかに綺麗にして、その中に先生から頂いた神様の教えをいれて持ち帰り、それを家に帰ってから生活の中で素直に実行することがなによりも、願成就、おかげを受ける近道なのです。